8/6-11 マレーシア ランカウイ島旅行記

 

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8/6

〜 出発 〜

朝7時過ぎに電話のベルが鳴った。ちょうど朝飯を食べようとしていたところだったので、5分もらって納豆ご飯を味噌汁で流し込んだ。

今朝も天気は曇りでうっとうしいが、昨日までの微熱は下がり体調は復調したようだ。少し舌をやけどしながらお茶を飲み干し、それでは行ってきますと立ち上がった。正子は先日購入したばかりのカメラを持って見送りだ。

待ち合わせ場所のコンビニまで歩いていくと、栗山の車に乗って皆待っていた。ここで久しぶりにあう長田を前にして、以前より暖めに暖めまくっていた正子のネタが炸裂。出来ないとタカをくくっていた土田、何のことやらチンプンカンプンの長田、テレまくる正子のコントラストが印象的だ。(ネタの内容については割愛。知りたかったら掲示板へ。)

正子のビデオに撮影されながら荷物を車に積み、いよいよ成田に向けて出発。栗山エディションのMDを聞きながら車の中はご機嫌だ。が、早朝の出発に寝不足気味のメンツは次第に眠りに落ちていった。

途中休憩をはさみながらたいした渋滞に合うことも無く成田到着。車を預かっといてくれるオヤジに栗山号を預けチェックインカウンターへ。時間がかなり早かったのでロビーの喫煙所で時間つぶしのかたわら、脇を歩いていくスチュワーデスのレベルチェック。意外に高得点はマークしなかった。神沢はここで30分ほど爆睡。

荷物のチェックインを済ませ、身軽になった一行は軽く食事をすませてから出国手続き。免税店でタバコやめんぼうなんかの買い物をしているうちに搭乗時間となった。さすがにJALだけに日本人向けのサービス(新聞のラインナップや水の選び方等)が充実していたのはいいのだが、肝心のスチュワーデスにやや甘いところがあるなーなどと思っているうちに、あっという間(約6時間)に着陸態勢。「天空の城ラピュタ」に出てくる竜の巣のような入道雲の間を抜けてクアラルンプールに着陸した。

飛行機をでると、日本についたとき以上の湿気でムっとしている。空港の中に入ると、新しくできたての空港らしくとてもきれいで近代的な内装だった。5分ほど歩かされた後電車に乗りようやく入国審査へ。入国審査官がなにやらぶつぶつ言っているので必死に聞き取ろうとするけど、どうも英語に聞こえない。結局となりの人とムダ話をしているだけと判明。心配してソンした。

「見切った」と空いてる列に並んだ栗山のアテが思い切り外れて一人遅れるのを待った後、機内預けの荷物を持ちロビーにでた。現地ガイドのウォンさんが待っており、同じバスにのる他の客も待ちあわせたあと車はホテルに向けて出発した。

〜 クアラルンプールの夜 〜

クアラルンプールの第一印象は「空が汚い」だ。公害のせいなのか湿気のせいなのか、またはその両方なのか良く分からないが、東京以上に空気が灰色に見える。タイのバンコクほどではないが、運転も結構アバウトなため、日本人から見るとやや刺激的だ。

社中では景色を見たりガイドブックをみたりしながらあーだこーだと騒いでいた。空港では愛想のなかったウォンさんも実はいいヤツだとわかり、すっかり打ち解けて話す。ガイドトークの中では日本の四季に触れるなど、いかにもプロっぽい日本通らしさをちらつかせているあたりが面白い。

ホテルに近づくに連れてクアラルンプール名物のツインタワー(世界で一番高い建造物)とKLタワー(クアラルンプールの放送塔)が見えてきた。とまるホテル(日航ホテル)はツインタワーのすぐそばだ。後で写真をとりたいなぁなどと思ったけれども、その夜は結局写真撮影には至らなかった。

ホテルにチェックインして部屋へ向かう。エレベーターの中では、飛行機のスチュワーデスさんと一緒になりちょっとご挨拶するも、部屋の階についてしまい中途半端になってしまった。部屋は予想よりも豪華。シャワールームも大理石張りで、バスタブとシャワールームが別にある豪華版だった。ツインとはいえ、なかなか良いぞ近畿日本ツーリスト!

支度を整えて夜の街へ。さっきウォンさんに聞いておいた屋台の出る通りまでタクシーでひとっ走り。マレーシアのタクシーは初乗りで6-70円、その後1キロあたり約30円とかなり安いので気楽に使えて便利だ。一台に5人はムリなので2台にわかれ、俺と神沢は先に目的地のJaran Alorへと向かった。

目的地についたはいいけど、次から次へとくる車の中からどうやって残り3人を見つけたものか途方にくれていたら、前歯が1っぽんしかないきたなったらしいオヤジ声をかけてきた。乞食か、クスリか、それとも・・・などと警戒していたら「カワイイ子、イパイ、イパイ、イル」と女の子の斡旋だった。

妙な日本語交じりの英語にちょっと可笑しさを覚えながら、無視して神沢とタクシーを捜す。無視しているのに、向こうもお構いなしにしゃべりつづけている。今夜は飯食って寝て、明日の早朝にはもう発つんだからダメ、と断ると、マレーシア中にコネがあるからその気になったら電話しろと携帯の電話番号を渡された。捨てようかと思ったが、神沢が後の話のネタにキープ。

30分近く待って結局残りの3人は見つからなかったので、あきらめて二人で屋台へ飯を食いに行く。どこで食べたものかと通りを歩いていたら残りの3人とばったり。別の方に車を止められたらしい。さぁさぁ腹も減ったし腹ごしらえと、やや中華風の屋台の前の席に陣取り、念願のナシゴレンを注文。それ以外のいろんなモノも石黒が果敢に調達。ちょっと辛いものもあったけど、ウマイ。残念だったのはビールがかなりぬるかったことくらいだ。とくに(やっぱり)ナシゴレンは気に入り、あとから追加オーダー。どれも数十円から百数十円の安さがたまらなくうれしい。

〜 人生初ドリアン 〜

おなかもそこそこ満ちたところで、果物の王様ドリアンにチャレンジ。売ってる店先に行くと、捨てられた皮が異様な臭気を放っている。どうやら安いのと高いのと2種類あり、黄色が安く白が高いようだ。どうせならと白いほうを指差し、値切り交渉の末トゲだらけの果物は6つに割られることになった。

こわごわ匂いをかいで見ると、思ったよりも臭くない。というより、若干クセはあるもののむしろフルーティーないい匂いだ(が、神沢は「オリャ駄目だぁ〜を連発」)。本で読んだことがあるが、安いドリアンは生ごみ臭が強く、高いものはそうでもないらしい。ああこのことかと妙に納得した。

早速試食。口に入れて噛むと、中身はほとんどタネだった。周りの白い身をこそげるようにして食べるものらしい。形は丸く、直径2〜3センチくらいだろうか。口の中で転がしながら、周りの身を歯と舌でなめ取るようにして食べた。

結構悪くない味だ。下触りはなんともねっとり(ねっっっっとぅぉりって感じ)しており、甘い。栗山曰く、マンゴー味のクリームチーズ。なかなか上手い表現だ。なぁんだ、ビビルほどのこともなかったジャーンと2個3個と片付けていく。が、なんとも言えない甘さと下触りは予想よりも早めに満腹中枢を刺激するのだった。

買ったドリアンは一個なのだが、房状になった実が6列くらいあり一列に4個くらいの身がある。つまり一人5個程度は食べないと、5人でドリアン一個片付かない勘定だ。残すのはもったいないので各々にノルマを設け、「けっこうイケル」と思えた頃を懐かしみながら片付けた。神沢などは最初から美味しいと感じていなかったので随分辛そうだった。

後で聞いた話なのだけど、ドリアンはアルコール類との食べ合わせが最悪で、強いアルコールと一緒にすると高熱がでて死に至ることもあるらしい。ビールを飲んでいたのでちょっと肝を冷やしたが、ビール程度では問題無いとのこと。さすが謎の果物なだけあって、意外な落とし穴のおまけつきだ。

その後、時間も遅くなってきたのでタクシーを拾いホテルへ。みな寝不足の折、爆睡するも時差ボケてた俺は翌朝6時には目が覚めてしまう。暇なので神沢を誘っ(たたき起こし)て散歩。ツインタワーをぐるっと回って、帰った時には起床時間になっていた。

8/7へ続く